音楽を学んだ子どもたちは、頭がいい?

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音楽教育

音楽を学んだ子どもたちは、頭がいい?

 子どもに習い事を一つだけさせるとしたら、音楽を習わせるのがいいのではないだろうか。体を強くさせたいというならば、話は別だが、音楽は脳力向上を促すということがわかっている。

 『潜在脳力超活性化ブック』(ジグ・ジグラー 著、田中孝顕 訳、きこ書房 刊)に次のような文章がある。

音楽のプラス効果を活用する

 『サイコロジー・トゥデイ』の1992年7・8月号に次のような記事が掲載されている。
 「よちよち歩きの子どもに、つま先立ちで踊りたくなるような音楽を聴かせてやると、音楽はその子の脳に直接入っていく。カリフォルニア大学の研究者たちの見解が正しいとすれば、音楽の基礎を教えることで、子どもは科学や数学を受け入れやすくなる」

 神経生理学者、フランシス・ラウシャー博士は、3歳児たちの推理力テストを実施して、その3歳児たちが推理力に著しく欠けていることを確認したうえで、3カ月間の音楽レッスンを受けさせた。その結果、レッスンを受けた子どもたちは、パズルやブロックをとてもうまく組み立てられるようになるといった、脳力の著しい向上を示した。博士は、音楽が、抽象的推理をつかさどっている基本的な神経結合を「強化」したためだと考えている。

 ラウシャー博士は、さらに実験を行い、子どもの社会的、経済的背景に関係なく、子どもたちの学習力は音楽のレッスンを受けた後に向上したと報告している。リズミカルなビートをキーボードで弾く練習をしたことが、脳の訓練となったのである。音楽を一種の「前言語」と考えれば、幼児期の音楽レッスンは、脳を刺激するため、さらに高度な認識機能をも増強する作用がある。

 ラウシャー博士が最近、アービン大学の学生達にモーツァルトの協奏曲を数曲聴かせたところ、学生たちはその直後に数学の問題を鮮やかに解いた。これは博士の予想どおりの結果だった。モーツァルトの『アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク』のような直線的でパターン化した形式の音楽は、人間の脳を数学的な思考回路へと変換する。モーツァルトの曲は、非常に論理的、かつリズミカルな音節がくり返されているものが多い。

 ハンガリー人の音楽専門家、クララ・コーカス博士によると、正式な音楽教育は、あらゆる学科の成績向上に貢献するという。正式な音楽教育を受けている子どもの学業成績は、すべての学科において、音楽教育を受けていない子どもの成績を30パーセントも上回っているという事実を博士は突き止めた。音楽学習に必要な努力をした子どもの方が、数学や国語などの学科を容易に習得していると、博士の研究結果から明らかになった。

 つまり、特定の音楽は、私たちの脳力の向上を促し、私たちの思考とパフォーマンスをより高いレベルへと押し上げてくれると言ってもいいだろう。そのようなプラスの効果がある音楽とは、私たちの肉体のリズムと調和したものである。美しいメロディやショパン、シューベルト、ベートーベンといった巨匠たちのクラシックなどである。

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