65歳は引退?

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65歳は引退?

65歳は引退?

 
 65歳以上は高齢者とされるが、年齢よりも若々しい人もいれば反対の人もいる。それならば、年齢にはどれだけの意味があるのだろう。

 多くの会社では65歳は引退とされているが、年齢を理由に引退をするには実にもったいないと思われる方も少なくない。また、企業に所属せず、65歳を過ぎても働き、結果を出している人もいる。
 実際、筆者の周りにはそういう方が非常に多い。アラフォーの筆者はひよこ扱いだ。彼らは、素晴らしい知識と知恵、そしてまだまだ有り余るエネルギーで手本を示してくれる。
 
 80歳を過ぎてなお、1000万円以上の講演料を受け取りながら、世界中を飛び回っていたジグ・ジグラーは、70歳のときに「自分のキャリアはまだまだこれからだと、私は本気で思っている。“引退”という言葉は私の辞書にはない」と著書の中に書いている。

 生涯現役を貫いたジグラーが年齢についてどのように考えていたのか。
『潜在脳力超活性化ブック』(ジグ・ジグラー 著、田中孝顕 訳、きこ書房 刊)より紹介する。(※見出しはこちらでつけたものである)

なぜ、65歳が引退年齢になったのか?

 これまで長年にわたって、65歳は引退の年齢と考えられてきた。多くの一流大学、宗教各派、「フォーチュン500」企業、軍隊、航空会社その他ほとんどの組織が、60~65歳になった時点で機械的に人を退職される。だが、果たして年齢はそれほど重大な問題かどうかをここで検討してみたい。

 1870年代のある日、ドイツの宰相ビスマルクは、自分の強力な政敵のほとんどが65歳以上であることに気づいて妙案を思い立った。ビスマルクは議会を説得し、65歳を強制的な退職年齢とする法律を通してしまったのだ。
 したがって、その法律はそもそも、65歳以上になると人間は精神活動が衰える、あるいは生産性が低下する、といったこととは無関係に作られたものであり、ましてや、もうろくする、などということとは全く関係がなかったのだ。

 むしろそれは、65歳以上の人びとが持つ知恵、経験、影響力、人をまとめていく統率力など、ビスマルクの胸に恐れと畏怖を生じさせたあらゆるポジティブな資質ゆえに作られたのである。その後、なぜかヨーロッパの他の国々もドイツに倣い、やがてこのアメリカでも同様の習慣が定着してしまった。

 人が一生かけて築いてきた知性、知恵、交友関係、影響力、経験、組織力、人脈などがほぼ絶頂を迎える時点で引退を迫るとは、なんたる悲劇だろうか!

人は老いることはない

人は老いることはない

 ダグラス・マッカーサーが、ウェスト・ポイント(米国陸軍士官学校)の生徒たちを前にして行った最後の演説で、このことを見事に述べている。

 「たとえ何歳になろうと、どんな人の心の中にも不思議なことを愛する気持ちや、不屈のチャレンジ精神、そして人生というゲームの中で『次は何が起こるんだろう』という子どものような果てしない好奇心があるはずだ。諸君は、信念を抱くほどに若く、疑いを持つほどに老い、自信を持つほどに若く、不安を抱くほどに老いる。希望を抱くほどに若く、絶望を感じるほどに老いるのである。

 諸君の心の奥深くには、受信機がある。それが美しさ、希望、喜び、そして勇気のメッセージを受け取っているかぎり、諸君は決して老いることはない」

まだまだこれから

 たとえこの先5分でも、確実に生きられると保証された人間はいないが、それでも、私は自分が下り坂を迎えるまでには、まだ最低5年、おそらく10年、ことによると15年くらいあるだろうという確信を持っている。自分のキャリアはまだまだこれからだと、私は本気で思っている。「引退」という言葉は私の辞書にはない。
 私はこれまでより人生を楽しんでいるし、私のところに届く手紙の山からも私の存在意義がますます大きくなっていることがうかがえるのに、なぜ今、私が楽しんでやっている仕事を、しかも、他の人びとの人生にも素晴らしい影響を与えていると思える仕事を、やめる必要があるだろうか?

 私は70歳にして現在の健康に恵まれていることを心から感謝している。その健康のいくぶんかは、私が25年前に決心をして、適切な食事と定期的な運動を始めたことの成果に違いない。 

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