目標設定が役に立つという証明

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大きな目標

 明確な目標を持つことは、有意義な人生を送るために不可欠です。
 ただ、そうは言われても「目標なんてなくても生きていける」と考える人、また「目標があると逆に限定されそうだ」などと言う人もいます。
 全米中の人々のヤル気を鼓舞させてきたジグ・ジグラーは、「目標設定」について次のように話しています。

目標達成の理由

 私たちは、学校や会社、家庭等で、「人生の目標」について話し合い、学びますが、大部分の人々は、家の中にいるだけの『目標』という名前の居候と、とても似ています。
 ある日の出来事です。ある家のお嬢さんが、彼にハムを買ってきてくれるように頼みました。
 彼が買って帰ったハムを見て、彼女が「端を切ってもらわなかったのね」と言ったので、彼は、「そんなこと聞いてないよ」と反論しました。

 彼女は素直にそれを認めてから、こう言いました。「でも、知っていると思ったの。私がハムを買ってくるときは、いつも端を切ってもらっているのですもの」
 彼は首をかしげて、「どうして、そんなことをするんだい?」と尋ねました。「そうねえ、お母さんがいつもそうしていたのよ」。そして二人が、お母さんにその理由を尋ねると、「私のお母さんがそうしていたからよ」という答えが返ってきたのです。

 話は振り出しに戻ってしまいました。
 彼らはこの三世代にわたる謎の答えを知りたくて、おばあさんに長距離電話をかけました。答えは、「ロースト用の鍋が小さいからハムの端を切り落としていた」というものでし
た。

 この話では、ハムを切り落とす理由を持っていたのは、おばあさん一人でしたが、同じことは、私たちが目標と呼んでいるものにも言えます。
 「その目標を、なぜ達成したいのですか? その理由を聞かせてください」と言われて、達成したい理由を答えられる人は、全体の三%でしかありません。残りの九七%の人は、目標はあっても理由がない人か、もしくは、人生のために明確な意味を持つ、書き留めてある目標を持っていない人なのです。



目標達成

目標を持って行動する

 目標を持つことで、少し考えていただきたいことがあります。それは、あまりにも多くの人々が、目標を持たないまま行動しているということです。
 考えてみてください。
 エベレストの頂上を最初に征服したエドモンド・ヒラリー卿が、エベレスト登頂という偉業を、「散歩に行くのと同じように、ふらっと出かけたのですよ」と表現するでしょう
か?

 あるいはある会社の重役が「みんなが私を推薦してくれて、いつのまにかこのポストについていたのです」というようなことを言うでしょうか?
 確かに、話の中のジョークの一つとして、また照れ隠しとしては言うかもしれません。しかし、新聞やテレビの取材などでレポーターから「どうやって、この偉業を成し遂げたのですか?」と聞かれたとき、「ふらっと」とか、「いつのまにか」と答えている光景を、あなたはご覧になったことがありますか?

 彼らは、自分の目標を明確にして、目標を達成するための努力と準備を、何年も、あるいは何十年も行ってきたのです。

本当に重要なことへの目標設定

 間違えないでいただきたいことがあります。それは、華やかな栄光は、目標の一部でしかないということです。ところが私たちは、華やかなことは時間をかけて計画するのに、本当に重要なことは、計画しない傾向にあります。
 では、具体的な例でお話ししましょう。

 人生の最も華やかな舞台の一つといえる結婚式。この結婚式の計画には、多くの人々が長い時間と脳力を使いますが、結婚後の生活設計となると、それほど多くの時間も脳力も使いません。
 同じことは、仕事についてもいえます。その仕事で、どうやってより多くの利益を得て、成功するかということよりも、仕事を得ることだけに、時間や脳力を使っているのです。
 このことをJ.C.ペニーはこんな言葉で表現しています。

 「私に、目標を持った証券マンを紹介してください。そうすればあなたには、歴史に名前を残すような人物を紹介しましょう。目標を持たない人物を紹介してくれるなら、あなたには平凡な証券マンを紹介しましょう」
 おわかりでしょうか。目標を持った人は、偉業を成し遂げる人と同じくらい有能であり、必要なのです。

目標設定

大きな目標を持つ

 誰にも大きな目標が必要です。なぜなら、目標の達成に向けて、潜在脳力を有効に使おうとするからです。
 私は、ボクシングの元世界チャンピオン、ジム・コーベットの物語が大好きです。

 ある朝、彼はロード・ワークをしていて、釣りをしている人を見ました。そばを通りかかると、その釣り人は、なんと小さい魚だけを魚籠に入れ、大きい魚は海に投げ返し始めたのです。コーベットは我慢できなくなり、その釣り人に歩み寄って、こう尋ねました。
 「私はこれまでたくさんの釣り人を見てきましたが、大きい魚を捨てて、小さい魚をとっておく人を見たのは初めてです。一体、どうして、そんなことをするのですか?」

 すると、その釣り人は首を振って言いました。
 「私も本当はこんなことしたくはないさ。でも、大きいほうを捨てる以外に仕方がないんだ。だって家には、老いぼれた婆さん愛用のフライパンしかないのだからね」
 お笑いになるのは結構ですが、彼はあなたに向かって、あなたについて話しているのです。私に向かっても話しています。

 私たちは今、自分の人生のみならず、他人の人生をも変革し得るようなものを取り上げています。しかし、大きな目標を目の前にすると、「いや、そんな大きなものはいりません。私には、このちっぽけなフライパンしかありません。私に小さな目標をください。もしその大きな目標が素晴らしいものであるなら、誰かがすでにそれに気づいているはずです。ですから私としては、ほんの小さな目標でいいのです」。
 目標を大きく持ってください。大きな目標はヤル気に拍車をかけ、あなたの中に潜んでいるとてつもなく偉大な潜在脳力を、思いのままフルに引き出すことを可能にします。

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