Can I have a volunteer?~心の豊かさとは何か

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ボランティア

ボランティア意識

 2011年5月に行われた調査によると、東日本大震災により67%がボランティア活動への意識が高まったと答え、実際にボランティアに参加したことがある人は、29歳以下が最も多いということで、若者の社会貢献に対する関心が見て取れます。
 今年のゴールデンウィークには、ボランティアを目的に熊本を訪れる方も多くピークには1000人を超える数になりました。

 実際に足を運ばなくとも、寄付や募金が日常的なものになってきたように思います。しかし、まだまだボランティアや寄付・募金は特別なものと意識していることも事実です。また、著名人が高額の寄付をしたり、被災地を訪れたりすると、喜んで受け入れられる反面、「偽善」などと揶揄されることもいまだ少なくありません。なぜでしょうか。

 寄付という行為が「施し」や「お恵み」的な上から目線に思えるのならば、その認識を改めることが、ボランティアに対する胡散臭さを取り除いてくれるのではないでしょうか。

 例えばアメリカの学校では、授業中に誰も発言しないとき、先生がこんなふうに生徒の発言を促すそうです。
 「Can I have a volunteer?」
 「Any volunteers?」
 直訳すれば、「ちょっと手伝ってもらえませんか?」。つまり、「誰か率先して発言してくれる人はいませんか?」という呼びかけです。

 ちょっとしたお手伝いや人助け。誰かのためにできる自分なりの「ちょっとしたこと」が社会貢献だととらえたら、決して大げさでも特殊なことでもありません。ましてや「お恵み」などという驕った気持ちが芽生えることもないでしょう。

 自分にもできるからやった。
 自分ができる範囲のことをやった。
 しかも自分がやりたくてやった。
 ただ、それだけのこと。でも、それだけのことが誰かの役に立つのです。

 「人は幸せになるために生きている」と言う人がいます。それは正しいことですが、「幸せとは何か?」を考えたとき、「人は誰かを幸せにするために生きている」という言葉のほうがしっくり来る人もいるのではないでしょうか。
 人の役に立とうとする意思と行動が充足感や満足感という照り返しとなるなら、生き惑う人が増えた今の時代は、「心の豊かさ」という使い古された言葉の意味を改めて考えるときかもしれません。

 「Can I have a volunteer?」という声にならない呼びかけは、あなたの身近にもあるのではないでしょうか。

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