上司・同僚に対してイライラしたときの対処法

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1、イライラする日常

仕事をしていれば、同僚の言動や態度、仕事ぶりにイライラすることは誰にでもあることです。
多少なら特に問題はないのですが、これが自分の仕事に影響を及ぼすほどになると問題です。そのこと自体にイライラしてしまい、悪循環が始まります。どこかで歯止めをかけようにも、どうすればいいのかわからないのです。

そもそも解決方法なんてありません。だって、そのイライラは、相手から自分に対する直接的な害ではない場合が大半で、火の粉を振り払うことすら本来は必要のないことだからです。
でも実際、このような心の反応は起こってしまいます。
どのように対処するべきでしょうか。

2、まずは自分の心を見つめる

イライラしたら、まず、自分がイライラしたかどうかを確認しましょう。

え? 何を言っているかわからない?
では、思い返してみてください。
あなたが最近イライラしたときのことを。

それでは確認です。
あなたは、本当にそのときイライラしましたか?
勘違いではないですか?
何か別の不満や感情ではありませんか?

これは実は大事なことです。
このあと、自分のイライラを対処するにあたり、途中で、
「あれ、私はそもそもイライラしてたのか?」
などと自分の心の確認が入ってしまい、すっきり理論的な解決に向かう道筋を邪魔してしまうからです。

どのような仕事もそうですが、可逆的な思考ステップは無駄です。解決という名のゴールへ辿り着かなくなってしまうこともあります。
非可逆的にするためにも、まずはこの最初の問題点をはっきりさせましょう。
あなたは、本当にイライラしましたか?

3、何にイライラしたのか

自分がイラッとしたことが確かめられたら、次は何に対してイライラしたのかを考えます。
もちろん、Aさんに対してだ、と思うかもしれませんが、そういうことではありません。
具体的には、Aさんの何に対してイライラしたのでしょうか。
言葉自体ですか?

では、言葉を文章にしてみましょう。
その文章、イラッとしますか?
意外とイライラしなければ、それは話し方自体にイライラしたのかもしれません。
もしくは声質、またはAさんの過去の所業がそう思わせたのかもしれませんね。

各要素を取り出して、いろいろな視点で検証してみましょう。
あなたは本当はAさんの何にイライラしたのでしょうか。

4、点数をつけるべからず

ある程度原因がわかったところで、次のステップです。
そのことに、善悪をつけるのをやめましょう。

なぜなら、善悪をつけた時点で、それを解決しなければいけなくなるからです。

見つけた原因を、見つけたままにしておいてください。
それに対しての心の反応が、イライラの原因です。
反応しないために大事なことが、ここまでのステップでの「原因の可視化」です。
ぼんやりしたイライラは、ますますイライラを増長させます。

原因をわからずじまいにしてなんとなく良しとする、のが最も愚かです。
さきほどまでのステップで原因をくっきりと浮き出し、マジマジと見た直視したうえで、心の反応をやめましょう。

善悪をつけるとは、点数をつけることとも言えます。
イライラの対象が上司であれば、この人の評価に、あなたは100点満点中、10点くらいをつけているのかもしれません。
知らず知らずにつけている点数は、余計にその人の言動や態度を不愉快にさせます。
良い点数をつけろと言っているわけではありません。
点数をつけないことをすすめているのです。

私は周りの人間に点数なんてつけていない、と思ったあなた。
本当ですか?
では、上司・同僚を、好感度順に並べてみてください。

もし並べられたら、あなたは無意識に上司・同僚に点数をつけています。

つねに他者に対して無関心に、ニュートラルにいるためにも、原因を可視化し、それに反応しないことを心がけてみましょう。
きっとイライラが減るはずです。

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