呼吸で頭は良くなる!?

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頭が良くなる

 ここ数年、ヨガや瞑想のブームから注目されているのが「呼吸法」。有名なものでは、自律神経を整える「丹田呼吸法」がある。心と身体に働きかけるもの、というイメージだが、実は呼吸は脳の活性化にも効果的だ。
 呼吸と脳の関係について、知力研究の権威者であるウィン・ウェンガー博士の記述を紹介しよう。

ウィン・ウェンガー(Win Wenger)

winwenger
教育学博士

発想法、加速学習、脳の発達といった知力研究およびモティベーション分野の世界的権威。

30年以上にわたり、脳の発達に関する研究に従事している。大学教授を経て現在は、世界中で活躍するトレーナーとして知られる。個人の潜在脳力を高めて、新たなルネッサンス時代の幕開けに貢献するNPO法人「プロジェクト・ルネッサンス」創始者。

呼吸と集中力

 何かに注意をしたり、刺激を受けたりすると、私たちは一瞬、呼吸を止めます。そして、別のものに注意を移したときに、再び呼吸をするのです。
 呼吸は脳にとってペースメーカーのようなものです。ある状況や刺激に集中する時間は、息を止める時間となります。つまり30秒間息を止められなければ、忍耐強く物事に取り組むことができないということです。さっさと解決することはできるかもしれませんが、我慢して粘ることは難しいでしょう。

 例えば、議論で相手を打ち負かすコツは、不意に相手を徹底攻撃することです。普通はそんなことは良くないと思うかもしれませんが、交渉術やプレゼンテーションなどの専門家ならば認めるはずです。
 3分以上、無理なく息が続く人の場合、長くしゃべっているうちに、相手が混乱するかもしれません。相手がすべてを言い尽くして、注意が散漫になってきても、自分は話し続けて議論に勝つことができます。相手が気づかないような関連性を見つけることもできます。議論をする上で関連性を見つけられるということは、大きな武器となります。

 合唱や吹奏楽器や金管楽器の演奏、基本的なヨガやエアロビクスなども、呼吸のパターンと関連しています。
 このようなことで呼吸を上手くできるようになれば、長い時間集中して相手の話を理解できるようになります。
 集中力を長く保てるようになると、今まで気づかなかったことに気がつく余裕が生まれるのです。

呼吸法

呼吸で脳を活性化

 歌ったり、クラリネットやバス、チューバなどを演奏したり、走ったりすることは、脳を活性化させるという効果もあります。
 血液中に多くの二酸化炭素が含まれていると、脳につながる頚動脈がより広がるといわれています。そうすれば、脳にたくさんの酸素を送ることができるのです。

 呼吸では肺に溜まった酸素を少ししか使いません。息を止めても、かなりの間、酸素の供給が続けられます。長く息を止めるほど、二酸化炭素が溜まるために、動脈が開きます。そして、循環が活発になって、脳に大切なエネルギーが送られます。すると、悪い老廃物や疲労を、脳から取り除いてくれるのです。

 このようなことを短期間、何度も続ければ、呼吸時間が長くなるだけでなく、頚動脈から脳への循環が活性化します。つまり、脳にもっと酸素が送られて、栄養素となるエネルギーが与えられ、脳の中がきれいになるのです。

潜水の効能

 脳を活性化できる活動の一つが潜水です。
 人間を含むすべての哺乳類は、水の中に入ると脳や体の器官に過度な循環を促します。この反応は、目の下、鼻の横にある温度を感知する機能によってコントロールされることもあります。冷たい水に入ると、反応が強まります。また、かなり深いところまで潜って水圧を受けると、浅いところにいるときよりも細胞膜の浸透性が高まります。このため、細胞への循環が活発になるのです。

 脳の活性化という以外にも、息を止めて水に潜ると、感覚が鋭くなって物事によく気づくようになるといわれています。気分が爽快になって、健康状態も良くなったと感じるそうです。
 集中力をつけて、脳を活性化するためには、潜水はとても効果的な方法です。ただ、あくまでも無理はせず、短時間から始めるようにしましょう。また、一人では決して行わず、事前にライフガードに潜ることを伝えるようにしてください。

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