アサーティブな自己主張

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アサーティブ

アサーティブとは

 コミュニケーションにおいて、時として相手に「言いにくい」ことを伝える必要があります。例えば、職場でも、相手の心象を害するかも知れないことを言わなくてはいけない場面が多々あります。「自分より年上の部下がいる」という場合や、「指示系統がはっきりしない」組織など、従来の上意下達型のコミュニケーションが主流だった企業に比べ、複雑さが増した今日の企業組織では、コミュニケーションがより難しくなっています。

 そこで自分の要求や意見を相手の権利を侵害することなく豹変するコミュニケーション技法のひとつ、アサーティブ・コミュニケーション(Assertive Communication)の重要性が高まっています。アサーティブは「自己主張が強い」ことを意味しますが、自分の要求を高圧的に押し付けるのではありません。自分の思いを素直に伝えながら、相手の心証にも気を配り、人間関係をいたずらに損なうことなく目的を達成するための会話術といえるでしょう。

アサーティブ

アサーティブに頼む

 人に頼み事をするのが苦手だと感じることがありますか? 

 頼み事が苦手な人の場合、「もし相手に断られてしまったらどうしよう」という気持ちが先にたってしまいます。そう考えてしまうのは、考え方がアサーティブでないからだといえるでしょう。何かを頼んでも、それがいつも受け入れられるとは限りません。当然、相手側には断る権利があるので、受け入れられる可能性と断られる可能性は半分半分です。これを前提としたのがアサーティブな考え方です。すると、仮に断られた場合でも、「まあ、仕方ないか」で片付けることができます。これができないと、頼み事を断られただけなのに、まるで自分自身を否定されたかのように感じてしまうことがあるのです。

 もちろん、頼み方にもアサーティブな表現を心がけましょう。相手が断れない状況をつくっておいて頼むのは攻撃的な頼み方で、好ましくありません。例えば、「これは君が適任だと思うのだがどうだろう?」という頼み方では、相手は断りにくくなってしまいます。相手がYes/Noの意思をはっきり示せるように、頼み事の内容を明確にしましょう。

 例えばお子さんに用事を頼むときに、「ちょっと暇なら用事を頼みたいんだけど」と言ったとしましょう。それに対してお子さんが「何?」と答えると、引き受けてくれると勘違いして、「3時にこれを山田さんに届けてちょうだい」と頼み、「えーっ、3時から友達と遊ぶからだめだよ」となってしまうことがあります。こういったことを避けるために頼み事をするときには、その内容を具体的かつ明確に伝えることが必要です。そして、何より相手の権利を尊重し、断られる可能性もあることを心しておくことが重要です。

アサーティブに断る

 また、多くの人は頼むことよりも断ることのほうに難しさを感じているのではないでしょうか。せっかく頼ってきてくれたのに断ってしまうと相手に悪い、相手を傷つけてしまうのではないか、といった一見配慮とも思える気持ちがわいてきて、引き受けてしまう人も多いと思います。

 確かに、相手に対しての配慮はあるかもしれませんが、引き受けたくないことを引き受けてしまっては、自分の感情をないがしろにしてしまうことになります。相手の要求を断ることは、決して拒絶することではありません。傷つけることではないのです。

 そして、やはり重要なのは、どのように断るかです。あいまいな言葉を使って、察してもらうことを期待するような断り方は好ましくありません。断るときには、はっきりと引き受けられないということを伝えましょう。そして、その理由をきちんと説明するのです。そうすれば、相手はきちんと理解、納得してくれるはずです。

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